事業承継とは、後継者に会社の経営を承継することをいいます。
事業承継の主な方法には、以下のものがあります。
①親族に承継する方法
日本の中小企業においては多くとられている方法ですが、親族の方が、必ずしも承継を希望していなかったり、経営者としての適性が十分でなかったりする場合もあります。
これらの点を十分に考慮し、慎重に後継者を決定することが重要です。
②従業員等に承継する方法
従業員等に承継する方法としては、後継者を社内の従業員から選定する方法だけでなく、社外から有能な人物に来てもらうという方法もあります。
事業の存続・発展にとって何が有益か、ということを考え、そのために必要な人物を選定・教育するとともに、他の従業員の理解を得ることが重要になってきます。
③M&Aを行う方法
事業承継の手段として近年増加している方法です。
しかし、必ずしもM&Aの相手がすぐ見つかるわけではないため、いつ、だれに事業承継していくのか等、計画を立てて実行していく必要があります。
アリシア銀座法律事務所では、事業承継を検討されている事業者様だけでなく、相続人の方や次期後継者の方のご相談もお受けしておりますので、お気軽にご相談ください。